これからANAマイルを貯める人や、現在貯めている人は注意しておかなければならない事があるのですが、実はANAマイルには有効期限があります。
ANAマイルは有効期限がある以上、毎月ハイペースでマイルを貯めている人やこれからじっくりマイルを貯めようと考えている人など、マイルの有効期限は共通の問題ですのでしっかりとANAの仕組みを理解して損のないようマイルを貯めていきましょう。
ANAマイルの有効期限は3年間としっかり覚えておこう
ANAマイルの貯め方で1つ例に挙げますが、マイルを貯める簡単な方法に「クレジットカードの利用」があります。ANAが発行するクレジットカードで普段の買い物に利用していると、利用した金額に応じてマイルが貯まっていきます。
ANAのクレジットカードで利用した場合、1ヵ月分をまとめて1回、自分の会員口座に加算してくれるのですが、この1回分が会員口座に加算された時点でマイルの有効期限が確定します。ANAマイルの有効期限は獲得してから3年間となっていますので、毎月ANAのクレジットカードを利用してマイルを貯めていく場合、貯めたマイルは常に3年後には消滅することになります。
分かりやすく表にしてみましたので参考にしてみて下さい。
加算日 | マイル数 | 有効期限 | マイル数 |
2018年12月10日 | 415マイル | 2021年12月31日 | 415マイル |
2019年4月10日 | 300マイル | 2022年4月30日 | 300マイル |
2019年5月10日 | 680マイル | 2022年5月31日 | 680マイル |
2019年6月10日 | 1,250マイル | 2019年6月30日 | 1,250マイル |
マイルの有効期限は個々に3年後消滅されるわけではない
ANAマイルの有効期限は加算されてから3年後となっていますが、加算されたマイルがクレジットカードの利用以外にもある場合の有効期限はどうなるのかもしっかり覚えておきましょう。
毎月クレジットカードを利用していればANAのマイルが貯まっていきますが、マイルを貯める方法は他にも沢山あります。例えば、ANAの飛行機に乗れば乗った距離に応じてマイルが貰えますし、ANAのクレジットカードを発行してもらうだけでマイルを貰えたりもします。その他にも楽天ポイントをANAマイルに交換することだってできちゃいます。
この様に色々な方向からANAマイルを貯めて行けるのですが、その月に数件分マイルが加算されても件数ごとに有効期限が細かく分かれていません。3年という有効期限はあくまで月ごとになっていますので、その月で加算されたマイルの合計が3年後の月末以降にまとめて消滅していきます。
例になりますが、6月のマイル加算分はこの様に有効期限はすべて月末までとなっています。
加算日 | マイル数 | 有効期限 | マイル数 | |
クレジットカード | 2019年6月10日 | 1,250マイル | 2022年6月30日 | 1,250マイル |
羽田ー伊丹 | 2019年6月18日 | 680マイル | 2022年6月30日 | 680マイル |
楽天ポイント移行 | 2019年6月20日 | 3,000マイル | 2022年6月30日 | 3,000マイル |
伊丹ー羽田 | 2019年6月22日 | 680マイル | 2022年6月30日 | 680マイル |
先程のクレジットカードの表でもそうですが、すべて有効期限は3年後の月末になっているかと思います。
マイルで特典航空券を取りたいなら余裕を持って!
3年間頑張って貯めてもマイルが使えないと無駄な努力になってしまいます。貯めたマイルで特典航空券を利用したい場合、旅行時期も意識して貯めましょう。
理由としましては、3年でようやく特典航空券分のマイルを貯めたとしても、直ぐに使わないとせっかく貯めたマイルが消滅する恐れがあります。マイルが貯まって直ぐに特典航空券が取れればいいのですが、もし行きたい場所や時期など条件が揃わない場合は発売時期やキャンセル待ちなどするしかありません。ですが、その間もマイルの有効期限は迫ってきますので、特典航空券を取る予定であるなら早い段階でマイルを貯めておいた方が余裕を持って特典航空券を取れるはずです。
ANAの特典航空券は他の航空会社と比べても非常に取りづらく、とくにANAの国際線は特典航空券の座席枠が少ないので競争になる場合が殆どです。もし予定している日に特典航空券を取りたいのなら、発売日に取るのが一番取りやすいので、それまでにはマイルを貯めておかなくてはなりません。国際線の場合、355日前から特典航空券が取れますので、マイルを貯め始める時期や毎月貯められるマイル数も意識する必要があります。
有効期限を意識してマイルを貯めていく
ANAのマイルをこれから貯めようと考えている人は、有効期限がある以上加算された月から計画的にマイルを貯めていきましょう。
目標としているマイル数がどの位なのか人によって違いますが、加算されたマイルは3年後には消滅してしまいます。ですので、毎月どの位マイルを貯めていけば目標に到達するのか分かってくるはずです。生活費などの固定費をANAのクレジットカード払いにしたりと、目標によっては安定してマイルを稼げるような工夫が必要にもなってきます。
何となくでANAのマイルを貯めていても3年後には消滅してマイルが減ってしまってはせっかくの努力が無駄になってしまいます。そうならない為にもマイルの有効期限は意識して貯めていきましょう。
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